スマホの使用と顎関節症に関係があるのか?
顎関節症とは?
顎関節症について改めておさらいしましょう。
顎関節症とは、
「口を開けると痛む(開口時痛)」
「口が開かない(開口障害)」
「口の開閉で音がする(関節雑音)」
といった症状がでるあごの疾患です。
これらの症状は、あごの関節を構成する
骨
筋肉(咬筋・側頭筋など)
関節円板
靭帯
などの異常によって生じます。
顎関節症が起こる原因は?
【筋肉の疲労】
スマホ操作時は長時間下を向いていることが多いため、上下の歯が接触してしまい、口周りの筋肉が緊張した状態が続くことで顎に負担がかかります。
【睡眠の影響】
スマホのブルーライトは、就寝前に使用することで睡眠に悪影響を及ぼす可能性があります。不十分な睡眠は、疼痛感を増加させ、筋肉の疲労を悪化させる可能性があります。
などが関与していると考えられます。
長時間のスマホ使用を控えたり、使用時の姿勢を気をつけたりと、改善方法はいくつか挙げられますが、これらは発症の予防に過ぎません。