皆さん、こんにちは^^
百年整体葛西院です✨
皆さんは足のアーチはなぜ必要なのか知っていますか?
また、自分のアーチはどうなっているか気にしたことはありますか?
アーチがちゃんとあるかないかによって足底筋膜炎の可能性やその他足の症状に大きく関わってきます。
足のアーチは、靭帯や筋・腱によって構成されたアーチ型をした足組みのことで、いわゆる土踏まずを形成しています。足のアーチには、横アーチ、内側縦アーチ、外側縦アーチがあり、着地時において衝撃を吸収する機能を果たしています。
このアーチがなくなると足に大きな衝撃が加わり足底筋膜炎などの可能性が高くなります。
アーチの崩れによる主な足の変形
足アーチは、歩く、走る、ジャンプする際の推進力のために重要な役割を果たしますが、先天異常、または不適切なシューズの着用や後天的なダメージにより、変形をすることがあります。
変形が激しくなるとスポーツはもちろん日常生活にも影響が出てきやすく、足底筋膜炎などの症状にも繋がります。
開張型
開張足は、横アーチがなくなり、中足骨(足の甲にある5本の細長い骨)が扇のように広がっている状態を指します。
これにより前足部への圧力が増え、痛みを感じることが多く、皮膚が硬くなって厚みを増し、たこができることがあります。
シューズがこの問題の一因とされ、特にヒールの高い靴は足の重心を前にずらし、横アーチへの過度なストレスを引き起こします。また、開張足の人は外反母趾になるリスクが増えます。
偏平足
扁平足は特に足に縦アーチが低下・消失し、足底が
扁平した状態を指します。
立っている時や歩いている時、かかとから親指の付け根まで、足のほとんど全てが地面につきます。
扁平足は、年月が経つと足底筋膜炎や体重を支える際に痛みを引き起こしたり、スポーツをする上でも疲れやすくなると言われています。
外反足
外反足は直立して体重をかけた時に内くるぶしが過剰に内側に倒れ込んだ状態です。
この場合、着地時の衝撃吸収が不十分になります。
扁平足に伴うことが多く、その場合外反扁平足と呼ばれます。
凹足
凹足は足のアーチが通常よりも高く、足の甲部分も高い状態を指します。このことをハイアーチとも称します。
この状態では、足の指の根元部分に重さが集中し、結果として痛みやたこが生じやすくなります。
また凹足の場合、足アーチの柔軟性が低下するため衝撃吸収がうまく行われない可能性が高まります。
上記の足の変形は、いずれも痛みを引き起こし、スポーツや日常生活にも影響を及ぼす可能性があります。加えて足の変形は体全体バランスを崩す原因となり、膝、腰、胸・背中、首や肩にまで影響を与える可能性も出てきます。
ただ、全ての変形が足底筋膜炎などの問題を引き起こすわけではありません。実際、多くの人の足は少し変形しているものなので大抵の場合大きな問題になることはありません。むしろ理想的な足の形を保っている人は稀です。ですので、足の個性として受け止めつつ、変形が過度に進行するのを防ぐために、早めに整体を受けてみる、足底筋のストレッチやトレーニングなどをして、ケアすることを心がけましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。